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マリオ映画を観に行った・感想と小ネタ(カイミ)

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マリオ

4月28日に日本で公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の国内興行収入が10日間で65億円を突破したそうです。

カイミ
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イルミネーション製作の映画だから、面白さは保証つきで安心して観れました!

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上映時間・製作・キャストなど

上映時間・監督・製作・脚本・映画公式サイト

  • 上映時間:93分
  • 監 督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
  • 製 作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、宮本茂(任天堂)
  • 脚 本:マシュー・フォーゲル

ユニバーサル・スタジオ映画公式サイト

任天堂ホームページの映画サイト

声 優『かぎ括弧内は出演作』(カッコ内は日本語吹替版)

  • マリオ:クリス・プラット『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(宮野真守)
  • ルイージ:チャーリー・デイ『パシフィック・リム』(畠中祐)
  • ピーチ姫:アーニャ・テイラー=ジョイ『ラストナイト・イン・ソーホー』(志田有彩)
  • クッパ:ジャック・ブラック『スクール・オブ・ロック』(三宅健太)
  • ドンキーコング:セス・ローゲン『フェイブルマンズ』(武田幸史)
  • キノピオ:キーガン・マイケル・キー『ザ・プレデター』(関智一)

私の感想

イルミネーション制作なら安心

私は、映画化の話題を聞いた時から「イルミネーション制作なら間違いなく面白い!」と安心していました。

イルミネーション・エンタテインメントは、アメリカのアニメーション制作会社で、ユニバーサル・ピクチャーズの子会社です。

「怪盗グルー」で有名な制作会社で、とにかく動きが可愛い!!

ポスターで静止画をみた印象より、動くと100倍、可愛いです。

なので、こういった海外の3Dアニメを「子ども向け」とひとくくりにして観ない・・・という選択は、とても勿体無いことだと思ってます。

「ペット」も好きですが、私は特に「SING/シング」が好きで、素晴らしい音楽と魅力的なキャラクター、夢のあるストーリー展開に魅了されました。映画観た当日に、歌が良かったのでCDも購入したんですよ。

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当日、劇場は満員!映画始まる前のCMも任天堂で楽しめた

GW中の劇場は、ほぼ満員で幅広い年代の人が観にきていました。

映画が始める前のCM、「レゴブロック(マリオ)」は、劇場で初めてみた・・・(いつもの映画CMとは毛色が違うので新鮮)。任天堂のCMが次々と出てきます。このCMも元々ゲームに興味があるのでおもしろかったです。

個人的に面白かった・感動したポイント

マリオがキノコ王国に行く前から身体能力が高い(元々運動神経が良い)

この映画では、ニューヨーク市ブルックリン区で配管工をしているマリオとルイージが、キノコ王国に迷い込んで・・・というような、「現実にいる若者が、キノコ王国に迷い込んだ」という設定なので、現実にいる若者、としてマリオを観ることになります。

キノコ王国に迷い込む前・ニューヨークにいる時からマリオはバク転、ダッシュなど身体能力の高さをみせ(ルイージの動きは対してちょっと運動が苦手な人の動き?)、いつもゲームで見ているお馴染みの動きでも、現実の若者として映画を観てるので、「マリオ、運動神経いい子なんだー」「ルイージは普通なんだな」と、もう「現実にいる子」として観ている自分に後で気づきました。

ゲームのキャラクターではなく、とっても身近な若者に感じられるような描き方が新鮮で、おもしろかったです。

強くてアメリカンな動き(オーバーアクション)のピーチ姫

ピーチ姫はイメージよりも現代的に強い女性にされていて、面白かったです。

こんなお姫さまなら、安易にクッパにさらわれたりしなさそうですよね。なので、序盤にクッパに捕まるのは、他のキャラになったのでしょう。

私は、映画の中で特に「序盤の特訓」でのアニメーションが好きで、ピーチ姫の俊敏で軽快な動きに感動しました。

ゲームで、ピーチ姫が活躍してマリオを助けにいくのがあったりするので、その動きを参考につくられてそうです。

イルミネーションの素晴らしいアニメーションに感服し、「よくぞここまでマリオの世界をみずみずしく描いてくれた」と、とてもすがすがしい思いがして涙ぐみました(本当に、最近涙腺ゆるい。笑)。

可愛いドレスで、軽快に、颯爽と、楽しそうに。

大人も子どもも憧れる女性像なのでは、と思いました!

私の夫や兄弟たちは、日本のゲームとして子どもからみてきたので、「あんなにピーチ姫は動きがアメリカンなんだなぁ・・・」と意外に思ったそうです。

私は、ピーチ姫の見た目は金髪の白人だったので、アメリカンな動きに違和感は感じなかったです。イルミネーションのアニメを見慣れているのもあるかもしれません。

「あざと可愛い」キノコ王国の住民たち

自分で「可愛い」と自画自賛するキノピオ含め、「あざと可愛い」キノコ王国の住民たち

このあたりが、イルミネーションっぽい、かわいいだけでない・ほんのりと毒のある演出で面白かったです。

日本の「甘さ100%」で作られる可愛いキャラクター達が、ほんのりとアメリカンなユーモアを含ませて、より魅力的に感じられました。

ゲーム好き夫が気づいた小ネタ(ちょっとネタバレ?)

「ドンキーコング」のアーケードゲーム

ピザ屋でマリオたちがCMを見ながらはしゃいでいた時に

お店の隅に置いてあるアーケードゲーム筐体は「ドンキー・コング」

このドンキーコング筐体というのは、知っている人がいるとニヤッとするものだそうで、

「最初に任天堂のゲームにマリオが出たゲーム」だそうです。

FCゲーム(ディスクシステム)「パルテナの鏡」

映画を観終わった後、「マリオがゲームしてたね」と私が言ったら、40代のBWさん、その兄弟も同時に「ああ、ディスクシステムで出てた『パルテナの鏡』ね」と即答(即答なのが、普通なゲーム好き兄弟)。

ネットで検索してパッケージを見たら、確かに子どもの頃こんなゲームしたような。

【中古】ファミコンソフト(ディスクシステム) 光神話 パルテナの鏡 (箱説あり)

ゲームの「スーパーマリオブラザーズ」は、「任意スクロール」と言われているもの。

ゲームによっては勝手に画面が動くものもあるけれど、ゲームの「スーパーマリオブラザーズ」は自分が動いた分だけ画面が変わっていきますよね。

その縦バージョンが「パルテナの鏡」。ディスクシステム専用のゲームとして1986年に発売されたものだそうです。

私は、のちにFCのカセットで出た時に少ししたような気もしますが、面白かったかどうかも覚えていません。

ぶらっくうっど
ぶらっくうっど

「パルテナの鏡」は、縦・横と色んな面があるんだけど、メインの上にのぼっていく一方通行ゲームなのが個人的にしっくりこなかった。

夫のBWさんは、「パルテナの鏡」にはすぐ気づいたけれど、画面に大写しになった時に

「なんでパルテナの鏡?」と思ったそうです。

この映画はマリオのファミコンゲームが無い世界線でしょうから、マリオが出てないゲームで、今後アニメ化する予定が無いゲームとかをうつしたのかな?

それとも、単純に「ヤラレチャッタ」を画面にうつしたかったのかな?(←こちらの方がこのゲームを選んだ理由かもしれませんね。)

映画の「パルテナの鏡」は、海外版のファミリーコンピュータ

カイミ
カイミ

ファミ通のサイト見たら、NESという、海外のファミコンらしいよ。

ぶらっくうっど
ぶらっくうっど

ああ、Nintendo Entertainment System(ニンテンドーエンタテインメントシステム)ね。

映画のは、海外版のゲーム画面が映ったそうで、ファミ通.comのサイトを見て初めてそうとわかりました。

「ワリオ」に悪役ポジ取られた「スパイク」がカメオ出演

マリオに話しかけてくる「スパイク」というキャラは、日本では元々「ブラッキー」という名前でした。2023年4月20日に日本でも欧米での名称である「スパイク」に統一することが発表されたそうです。

海外では「ブラッキー」という名前が、キャラクターが白人なのに『黒っぽい』という意味あいの発音(blacky)なので変だ・・・ということになり「スパイク」という名前になったと言われていますが、本当はどうなのでしょうね。

日本ではそんな意味でつけた訳ではないのでしょうけれど、海外にグローバル展開していくとこういったことも起こり得るのしょうね。

ゲームの話をすると、この「スパイク(元ブラッキー)」は、私の大好きなゲーム「レッキングクルー」に登場するキャラクターです。

「レッキングクルー」は、ビルを解体するパズルゲームで、スパイクはお邪魔キャラなので、いわば元祖・悪役なのです。

・・・だったのですが、後に登場する「ワリオ」に悪役ポジを取られて、あまりゲームで見かけなくなりました。

そんなスパイクが映画でちょっとだけですが登場するので、映画を観た後、「ブラッキー(現:スパイク)出てたねー」とみんなでワイワイ話しあいました(すみません、子供の頃に呼んでた名前でつい言ってしまいます。頭の中で『スパイク』に変換、頑張ります)。

任天堂スイッチで「スプラトゥーン」でオンライン対戦するために契約した「Nintendo Switch Online」のサブスクにもこの「レッキンググルー」が入っていました。

任天堂|Nintendo おすそわける メイド イン ワリオ【Switch】

ファミ通.comに元ネタ紹介記事がありました。

自分達がわかったのと答え合わせすると楽しいですね!

まとめ

「スーパーマリオブラザーズ・ザ・ムービー」はこんな人におすすめ

  • イルミネーションのアニメが好きな人
  • 可愛いキャラクターが好きな人
  • 明るく楽しい映画を観たい人
  • マリオとルイージの兄弟愛が観たい人
  • 強いピーチ姫が観たい人
  • あざと可愛いキノピオが観たい人
  • 任天堂のゲームが好きな人

子どもの頃からファミコンで遊んでいる世代の方は、とても満足いく内容だったのではないでしょうか。動くキャラクター達が、まさしく「マリオ」だったので感動しました。

「マリオブラザーズ」のゲームを知らない人も観れる?

子どもも楽しめる明るく楽しいストーリーは、ゲームを知らない人でも理解しやすく楽しめると思いました!

任天堂の、映画公式サイトで宮本茂さんが言われているように、世代を超えてみれるよう、作られたものだそうです。

ただ、

  • キノコを取ると、体が変化する・もしくは能力が得られる
  • スターを取ると、無敵になる

・・・等を知らないと、急展開についていけなくなる人もいるのかもしれません。

少なくとも、「アイテムを取ると変化する」というゲームならではの設定を踏まえて観られると良いかもしれません。

カイミ
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大人から子どもまで、全年齢の方におすすめできる映画です、ぜひ観てください!

2023年9月6日より、U-NEXTで配信開始しています。

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ABOUT ME
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お絵描き好き
漫画好き夫婦の感想ブログ「遊星からのブログX」です。お絵描き好きの妻(カイミ)と、オタク第二世代&こじらせオタクな夫(BW・ぶらっくうっど)、猫2匹と暮らしています。語りたくなる漫画・映画等のおすすめ作品と、iPad、PC便利グッズなどをご紹介していきます。
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