映画「マッドマックス:フュリオサ」感想 ※映画の内容に触れてます
「オタク夫婦の感想日記」今回の映画「フュリオサ」の感想は、ぶらっくうっどが書いてます、よろしくお願いします!!
この記事は、読むのが遅い人(妻のカイミが読んだ時)約10分ほどで読めます。
この映画を「『4DX』で体験する為」だけに往復6時間の車の旅をしましたが、その甲斐があったのか・・・は本文で書いてます!!
内容にも触れたくない・少しもネタバレしたくない方は、「こんな人にお勧め」以降は映画を観てからどうぞ!
こんな人にお薦め!
- 面白い改造車が見たい人!
- アクション映画好きの人!
- 「復讐」が好きな人!
- 「マッドマックス 怒りのデスロード」好きな人!!
- ジョージ・ミラー監督のファン!!!
最後のは、お勧めしなくても公開してすぐみんな観てる・・・笑。新作もしっかりと「マッドマックス」だったなー、と満足しました!
映画「フュリオサ」遂に公開!
遂に待ちに待った公開!!アメリカでは・・・
アメリカでは日本に一週間先立つ形で公開されたのですが、評価は今一つ。
それでいて「コロナ以下を除く全米公開1位の映画としては史上最低額」の売上しかあげられませんでした。
製作に1憶6千万ドル掛かっているのに、アメリカの初週はたった2千万ドルの売上。
2週間後の全世界でも6千万ドルにしかなっていません。
俗に映画は「制作費の3倍」は売り上げないと赤字とされます(宣伝費などもあるため)。
つまり「フュリオサ」は4億ドル程度は稼がないといけないのにこの有様なのです。
映画「フュリオサ」感想!!!
「面白い!」「観ろ!」
…以上です。
まあこれではコラムにならないのでもう少し書いてみましょう。
映画「フュリオサ」期待外れてたか?
「怒りのデス・ロード」とは違う趣旨の映画として楽しめた!
事前情報は何もないに近い状態で行ったのですが、「マッドマックス怒りのデス・ロード」がマックスが砦に囚われてからたった3日間を描く、ノンストップ・アクションだったのに比べると、子供だったフュリオサがさらわれてから実に「15年間」を描く形だったのでそう言う意味では「違う趣の」映画と言えます。
その為「2時間の間息をも付かせぬノンストップアクション」という感じではありません。
個人的には「間」が結構長いことが多く、細かくもう少し詰められる感じがしました。単に劇中の時間が長いとこもありますが、この編集で「体感」がかなり長くなっていた印象です。
むしろここを詰め詰めでやれれば「情報量の多いハイスピード映画」っぽくなったと思いますが今回はそっちは目指さなかったのでしょう。
特に序盤は展開がゆっくりしていて、ここで退屈に感じた観客もいるかもしれません。
途中で「怒りのデス・ロード」にも登場する「ウォー・タンク」の初代に対して野盗が襲ってくる襲撃場面があります。
これがムチャクチャに凄いんですよ!
ここでちょっと「マッドマックス2」の話。
「マッドマックス2」で当時のアクション映画の常識を覆す十数分に渡るチェイス・シーンがあります。
相手のトラックにアンカー(錨)を撃ち込み、自分の車は車後部から地面に突き立ててブレーキにするための部品をおろして一斉に砂ぼこりを上げる…というシチュエーションがありました。
どう考えても「逃げる相手の車を強引に止める」為だけの装備です。
「マッドマックス2」は「荒廃した世界」「モヒカン」「バイク集団」「マスクのマッチョ男」などその後「北斗の拳」などのコミックで数限りなくパクられまくった世界観を提示しましたが、恐らく最も当時の観客を熱狂させたのがこの最後のチェイスシーンでしょう。
これが「デスロード」ほどではありませんが、まあ延々と続くんですよ。
「デスロード」の後に改めて見返したんですが、「なるほどこれはヒットするわけだ」と思いました(偉そう)。
「え?このアクションシーンまだ続くの?まだ続くの?」という感じ。
80年代の映画なんてアクションシーンったって「2時間待ってラスト数十秒」ってこともザラで(本当)、そう言う映画に限って「そう言う場面全部CMで見せちゃってる」ものばっかりでした。
その時代に10分とかの長さでトンデモないアクションが延々続くんですから正に「オーパーツ」。当時の観客は度肝を抜かれたでしょう。
「2」を観返した上で再度「デスロード」を見ると、「嗚呼この監督は当時からやってること変わらないな」と思いました。
サイコーです!
映画「フュリオサ」は、最高峰のアクションが展開!!
凧揚げバトルは必見!!
そして最新作「フュリオサ(映画公式サイト)」でこれまででも最高峰のアクションが展開します。
凧あげの要領で襲い来る軍団の上下展開バトル。
このためにだけ映画に行く価値ありと断言します。
「怒りのデスロード」の熱烈なファンに言わせると意外だったのは「若いファン」が多く流入してきたことだそうです。
ただし、メインビジュアルの色使いも意図的に「怒りのデスロード」に寄せた今作は全世界で公開時、何故大爆死したのでしょうか?
個人的には大満足であることを断りつつ、ちょっと考えさせて下さい。
何故序盤の興行が振るわなかったかの考察1
ポリコレ映画?風評被害受ける・・・
生物学的には女であるが、「漢(おとこ)」なフュリオサ
どうも世間的には思ったほど「マッドマックス怒りのデスロード」は観られていなかったらしく、
「あのマッドマックスの映画の主役が女!?また不自然なポリコレか!そんな女々しい映画誰が観に行くんだよ!」
「どうせ強い女に男がぎゃふんと言わされる説教臭い映画だろ?」
という雰囲気が特にアメリカ国内ではかなりの大勢を占めていたそうです。
SW8-9と違って超面白い(爆)ので「フュリオサ」観て欲しいなぁ
確かにフュリオサは生物学的には女性ですが、そこいらのチンピラよりよっぽど「漢(おとこ)」です。
そもそも監督のジョージ・ミラーは男性ですし、それこそ
「主演俳優が女性だからアクションがヌルくなる」
なんてことは全くありません。というか生半可なアクション映画を質量ともに上回る壮絶バトルが10分おきにに詰め込まれています。
セリフも多く無く、一番喋るディメンタス将軍はアホなので全く説教臭くありません(ひどい)。
これはもう、「マッドマックス フュリオサ」より前の「ダメなポリコレ映画」のやらかしによる「風評被害」の煽りを目一杯食らってしまったとしか言い様が無い様が無いですね。
何故序盤の興行が振るわなかったかの考察2
続編と思われて「映画そのもの」が観られていない
続編はハードルが高い
「続編もの」はそもそもハードルが高いです。「怒りのデスロード」にしても「マッドマックスの映画3本見ないといけないの?」という気持ちになります。
あの「ゴジラ」ですらそうですからね。
そこに持ってきて「怒りのデスロード」はただでさえ「世界的な大ヒット」とは言い難い状況で、そのスピンオフともなればもう「母数」が全く違います。
そもそもシリーズ作品ほぼ全てが空前の大ヒットをしたヒーローを寄せ集めた「アベンジャーズ」と同等に考えてはいけないのです。
「歴代最低の1位」ということはそもそもこの週には映画そのものが観られていませんでした。
他に大ヒットがあれば「1位」にはならなかったでしょう。
で、問題は中身です。
気になった所1:イモータン・ジョーとディメンタス将軍の比較
「ヘイトの分裂」・・・ヘイトは1点に集中した方が良い
マイティ・ソーことクリス・ヘムズワースの「怪演」が光る新悪役のディメンタス将軍。
が、クマのぬいぐるみを付けていたり、常にマントをしていたりマイクアピールしたりと何ともお茶目な奴!
確かにフュリオサの母を殺すし乱暴ではあるんですが、人望が全く無かったりマヌケだったりとどうにも憎めないところがあります。
実は個人的に「新しい悪役」が設定されるらしいという事を聞いてちょっと不安でした。
というのは、前作ではほぼあらゆるヘイトを一身に受けて散って行った「イモータン・ジョー」というカリスマ的な悪役がいました。
今度の映画「フュリオサ」は「前日談」であるためジョーを殺す訳にもいかず、仕方なく新しい悪役を準備したのに、こんなに可愛くしてしまっては「怒りのコブシの振り下ろし先」が無くなってしまいます。
それこそもっともっと憎々しげにブチ殺す可愛げの全く無いクズであるべきでした。
悪役が可愛いのは作風かな・・・と思うところもあったり・・・
若きフュリオサの母の命を奪ったことを「全く覚えていない」のもクズ男描写としては満点ですが、「復讐」を果たす相手がそれではちと力不足というところかと。
ラストにこいつを成敗する場面も、「怒りのデスロード」でイモータンが死んだことも一瞬で良く分からないほどあっさりしていたのに比べるとかなりネチっこくて余りスッキリしません。
一部のコミックでは「子産み女(ワイブス)」とされたフュリオサが不妊だと分かり、解雇されて今の「大隊長」の地位に落とされたとされているそうですが、映画のみで判断するとそうした経緯は全く分かりません。
スプレンディドみたいな「綺麗どころ好き」なイモータンが、あんな小汚いガキを子産み役に任命するとも思えません(健康なのは間違いないでしょうが)。
なので、私はこの映画の中で「フュリオサがイモータンを絶対に許せないと思える場面」があるのだと思っていました。
ところがそれが全くないどころか「敵の敵は味方」ではないですが、ディメンタス将軍が襲ってくるのを共同して防ぎ、「頼りがいのあるイモータンとその片腕のフュリオサ」みたいに見えてしまいます。
ディメンタス将軍のキャラとしての魅力は分かるんですが、ヘイトを溜めるべき先を分裂させてしまったという点で上手く無かったかなと思います。
前作の「怒りのデス・ロード」ではフュリオサがイモータンに対して「あたしのことを思い出せ!」と言ってから殺しています。
今回の映画「フュリオサ」では「こいつ絶対ゆるせねえ!」と目一杯イモータンにヘイトを溜めて終わるべきでした。
しかし、それでは「絶対にイモータンを倒せない」この映画にカタルシスが無くなってしまうので、ディメンタス将軍を倒して終わります。
結果として「怒りのデスロード」でどうしてイモータンがフュリオサがイモータンをあれほど恨んでいるかが分かりにくくなってしまっています。
最も、砦にこもったきりのイモータン軍団が車で数日は走り続けないとたどり着くことも出来ない「緑の楽園」まで出張って子供一人さらうとも思えません。
が、そこはイモータンの手下の「誘拐部隊」とでもしておけば良かったんじゃないかと思います。
気になった所2:お馴染みキャラクター
予習が必要な印象持たれたのかも(実際は初見でも楽しめる)
マッドマックスは実に奇妙な映画シリーズで、「1」と「2」にすら明確なつながりがあるとは感じられないとも言えます。「3」ならなおさらです。
だからこそ「怒りのデスロード」では既存作品の予習が必要ありません。
それに比べると「フュリオサ」はモロに「怒りのデスロード」と兄弟関係にあります。
確かにこの映画「フュリオサ」だけ見ても理解は出来ます。
出来ますが、「怒りのデスロード」を観ていればお馴染みウォー・ボーイズ軍団やなんといってもイモータン・ジョーが登場すれば「いよっ!待ってました!」と快哉を叫ぶもんです。
数少ない地元観客も手で「V8!」やってましたからね。
つまり、前に観るにしろ後に観るにしろシリーズで唯一「明確につながりを持つ映画のある映画」になってしまいました。
「人食い男爵」「武器将軍」が「皆さんご存じお待ちかね」みたいな空気で出てきますがそもそも世間一般にはあんなイカレたキャラたちはあんまり知られていなかったみたいです。
超面白いのになあ…。
これが取り込まなくてはならない新規観客に疎外感を抱かせた可能性は大いにあります。
「怒りのデスロード」を知るファンには最高のサービスではあるのですが…。
気になったところ3:女性であるフュリオサ
男くさい集団を束ねてるのがフュリオサであることの説得力が欲しい
「マッドマックス怒りのデスロード」で何と言っても異色だったのが、あの「超男くさい」集団にあって、フュリオサが女だてらにある程度の部下を従えて人望を得ている描写でした。
正直、ちょっと無理がある設定だと思っていました。
それこそあのウォー・ボーイズやメカニックのおっさん達に囲まれていたら、夜になれば襲い掛かられて当然だからです。
それこそ『ちょっとでもフュリオサに手を出せばイモータンにシメられる』みたいな描写があればいいんですが…。「怒りのデスロード」ではこの辺がちょっとファンタジーでした。
しかし、2時間のアクション映画なので見過ごされて来たのです。
幼いフュリオサはなんと「女という事を隠して」成長していき「華奢だ」ということで全て押し切っていますが流石にこれは…。
一応「隠れてトイレをしている」描写はありますが、月のものもあるでしょうし。
ジャックの片腕になる頃には髪がほどけて女の子であることが分かってしまいます(少女漫画みたいにベタですな)
が、ならば「大隊長ジャックの女だから手を出すな!」と襲ってくるよからぬウォーボーイズを一人くらいぶちのめす描写とか入れないと。
髪を坊主にする描写は1回だけの方が良かったかも
それから「正体を隠して男として生きる」時と「ジャックの片腕としてたくましく生きていく」時に「髪を坊主頭に切る」描写が2回あるのですがこれは上手くないです。
「髪を切る」描写は「覚悟を決める」場面という事なのはわかるんですが、最初のはフラッシュ・フォワード(未来の描写を見せる)とかにして1回にまとめた方がいいと思いました。
気になったところ4:そもそも前日談とは
予想した筋立てになるしかない
「マッドマックス怒りのデスロード」の前日談ということになれば「いかにして少女フュリオサはさらわれてイモータン軍団に君臨する大隊長になったか」という筋立てにならざるを得ず、実際その通りでした。
その間に「凧あげアクション」みたいな名場面も入ってくるのでお得ではありますが、今の若いお客は「マトリックス」あたりから完全にインフレ起こしたアクションシーンくらいでは映画に価値を見出さないのか、あんまりありがたがられていないみたいですね。
でなければ「怒りのデスロード」があんなに話題になってない訳が無いんです。
実際にアクションしていてすごいのにね、あんまり若い人にはバリューがないのかなぁ
答えが分かっている「前日談の映画」は面白くなるか難しい
「前日談」が面白くなるかは微妙な所だと思ってます。
それこそ映画「ハン・ソロ」なども、〇部作を想定していたのか割と尻切れトンボ気味という事を差し引いても、終盤に至ってすら主人公の容貌が「スター・ウォーズ」に登場した「いかにもなヤクザ者」であるハン・ソロに似ていないし風格も足りません。
うまく「前日談」として描けていないんです。
「前日談」は「答えが分かっている」ところにどう接続するのか?という不利な戦いに挑まなくてはなりません。
そしてそれは「スター・ウォーズ」という世界一のブランドでも「エピソード1~3」が余り成功したとはみなされていないのです。
大体「それが無くても成り立っていた」前日談を描くというのは最初から蛇足になりかねません。
それくらい難しいってことです。
ジョージ・ミラー監督は更に「怒りのデスロード」に至るまでのマックスを描く前日談も構想しているそうですが、今回の興行収入の結果を受けて断念するのではと言われています。
それにしても御年79歳の監督がこの「マッドマックス フュリオサ」という超絶アクション映画を撮ったというのは物凄いことです。
革ジャンを着こなす79歳の監督!
気になったところ5:ラストバトル
これまで省略してこなかったのに、あっさりしてたラストバトル
一番の不満が「イモータン軍団 対 ディメンタス軍団」のラストバトルがあっさり流されてしまう場面でした。
あれだけ「そこは描かなくていいよ」という場面を全部省略せずにねじ伏せて来た「マッドマックス」シリーズで初めての「描いて欲しいものの省略」だったと思います。
ただ、これもよく考えると無理からぬことかなとも思います。
まず第一に「マッドマックス」シリーズの最大の売りは「カーチェイス・アクション」でした。
「時速200kmでシルク・ド・ソレイユをやる」からこちらも興奮するのです。
ただ今回は「開けた砂漠で皆殺し」といったもので、一方的にやられていくであろうディメンタス軍団を描いても「残虐絵巻」にしかなりません。
となれば「ひたすら逃げ回るディメンタス軍団を追い詰めていくウォー・ボーイズ」という「怒りのデスロード」で観られたあの大アクションをやればいいのでは?と思いました。
今回のラストバトルは悪役VS悪役なので感情移入しにくい?
まー確かにどちらも観客にとっては「悪役」なので感情移入は出来ないかもしれません
が、ここにあの「凧あげアクション」を持って来れば印象も違ったかもしれません。
確かに!凧揚げアクション凄すぎて頭の処理が追いつかなかった
映画感想まとめ!
まとめの前に:SNSやユーチューバーの感想など漁ってみた
結局、「ウォーボーイズ、イモータン」たちの超刺激的描写を「初めて」見た「怒りのデスロード」の衝撃を今回も得られるかと言えば残念ですが「それはもう見た」というところではあります。
不満を持つユーチューバーの多くが「怒りのデスロードみたいなのが観たかったのに、だらだらと薄味のものを見せられた」と言っています。
正直私も、この映画の一番の見せ場は中盤の「凧あげバトル」に尽きると思います。
それ以外のどのバトル場面もそりゃあ凄いんですけど、「怒りのデスロード」でもう観たという言い方もできます。
・・・といっても最高!なんですが。
しかもパンフレットを読む限り、この「凧あげ」バトル場面は本来「怒りのデスロード」に入る予定だったものを「アクションが多くなりすぎる」からとカットされたものでした。
「怒りのデスロード」にあれ以上アクションが必要とは思えませんが、そう言う意味ではやはり「怒りのデスロード」が「凄すぎた」と言えるでしょう。
この「凧あげバトル」って「この輸送を成功させないと砦が落ちる!」とかの切羽詰まった場面で出て来るんじゃなくて、中盤に唐突に始まるんですよ。
「よくある襲撃」の内の1つなんですね。イモータン様も大変だなあ…。
劇場で必要であるというお膳立てが皆無。
「全編これ追いかけっこ」の「怒りのデスロード」ならば更に盛り上がりますが、もうちょっと有機的に本編に組み込んでも良かったかなあ…と思わないでもないです。
今度こそまとめ!失敗作だったのか!?
「分かっている人は分かっている!」失敗作ではない!!
こういう書き方をしてきたってことは、お前は「マッドマックス フュリオサ」は失敗作、観る価値ないって思ってるってこと?と思われるかもしれません。
全くそんなことはありません。
味わいそのものは「怒りのデスロード」とはかなり違うかもしれませんが、2時間半の時間を忘れて楽しめる映画です。
中盤の「凧あげバトル」だけの為に入場料を支払う価値があります。
そもそもアクション映画に屁理屈なんぞいらんのですよ!
ほんとそれ!
往復6時間かけて映画を観にいった!後悔してません!!
私たちはこの映画を「4DX」で体験する為だけに往復6時間の車の旅をしましたが全く後悔していません!
そして見終わった後、猛烈に「マッドマックス怒りのデスロード」が観たくなり、久しぶりにブルーレイを引っ張り出してしまったのでした。
V8!V8!
そもそも興行的にこそ爆死だなんだと言われていますが「ロッテントマト」という辛口映画批評サイトでは「怒りのデスロード」にも引けを取らない高評価を獲得しているのです。
やっぱりちゃんと見抜く人はいるんですね。
ということで映画ファンなら絶対に見るべし!
出来れば「4DX」とかで二時間半にわたって椅子にケツを蹴られたり、水をぶっかけられたり、火炎放射器を浴びる場面では実際に椅子の枕から熱風が出て来るところを体感すべし!
正に「4DX」の為に作られたような映画!
おまけ:劇場にとにかくグッズが売ってない(泣)!
「パンフ」と「ポップコーンセットにハガキがついたもの」しかない
これは都会でも同じみたいです。恐らく本国での興行収入の低さを受けてでしょう。
違う!違うんだよ!
数少ない劇場行く勢はグッズ買いまくり層なの!
コナンとか流行りの映画に行ってるミーハーの数倍買うんだから何でもいいから売るべき映画なの!!
特に日本人はおみやげムチャクチャ買うの!
欲求不満がたまったので思わずプリントシャツ通販で購入しちゃいました。
最後まで感想読んでいただき、ありがとうございました!
映画観終わった後、ポップコーンとドリンクセットに映画のハガキが着いたセットを購入・・・それしか無いので自分用のお土産
他県からはるばる4DX映画観にきて、グッズ売ってないんだもの!抽選でプレゼントじゃなくても購入するのにー