漫画「アンダーニンジャ」11巻までのネタバレ無し感想・アニメ1話の感想
花沢健吾先生の漫画「アンダーニンジャ」の感想です。
記事はカイミが書いてます。よろしくお願いします。
漫画「アンダーニンジャ」はこんな人におすすめ!
- 忍者が好きな人
- 近代兵器を使う忍者がみたい人!
- 肩の力の抜けた、面白い漫画が読みたい人
漫画「アンダーニンジャ」あらすじ・概要
概要
花沢健吾先生の、現代を舞台にした忍者漫画。
ドローンなど近代の技術と、古の忍術が合わさった戦闘シーンが特徴的。
令和5年10月現在、11巻まで出版されている。
令和5年10月にアニメ化された。
あらすじ
戦前活躍した日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。
・・・かと思われていた。
しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われており、
一部の精鋭忍者は、国際的紛争などでも暗躍していた。
いっぽうで、末端の忍者は仕事にありつけないことも多かった。
末端の忍者(下忍)の一人・雲隠九郎もニートのような暮らしをしていた。そんなある日、九郎のもとについに重大な「忍務(任務)」がくる・・・!
アンダーニンジャはどこで読めるか
Amazonなどで購入することができます。
ヤングマガジン公式サイトで漫画を読むことができます(令和5年10月現在)
漫画アンダーニンジャ感想と、アニメ1話の感想
漫画アンダーニンジャ11巻までのネタバレ無し感想
「アンダーニンジャ」物語の序盤は、「アイアムアヒーロー(コチラはネタバレあり感想)」のようにゆっくりと進みます。
自称高校生(お酒飲んでる?)という何か達観した主人公と、アパートの住人。
アパートの住民・大野さんとは、なぜか通路で部屋が繋がっています(めぞん一刻みたい)
そして、アパートの女性の住民・川戸さんの職業はデリヘル嬢で、明るくオープンな性格。
物語のミューズのようでもありますが、主人公と色恋でどうなる・・・とかではなさそう。
この作品は、限定したヒロインは無い感じ。
何しろ房中術(一説では男女の交合によって不老長生を得ようとする養生術といわれてます・・・)なるものを若い時から忍者学校で体得し卒業した忍者の話なので、色恋のことはあまり描かない感じです。
恋愛を描いてない点は、前作「アイアムアヒーロー」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」とは違うところです。
とにかく、「面白い、あっという絵を見せてやろう!」ということに力を注いだ作品だと感じました。
ゆったりとした流れの物語なので油断しますが、「あっ」と驚く絵を見せてくれますよ!
特に7ー8巻くらいから「あっ!」と驚くと思うので、楽しみに読み進めてくださいね。
ネタバレ無しにしたいので、このくらいで。
大人が楽しめるコミックだと思います。
アニメ1話の感想
まず、「花沢先生の絵が動いてる!!」
ということに感動しました!
アニメが漫画と違うところは、まず盛り上がる講談高校のシーンを冒頭に持ってきて、そこから時間を遡り・・・という風に変えていて、なるほどこの方が、花沢作品を読んだことがない人でも楽しめそう!
序盤から漫画のようにあまりにも「まったり」進むと、途中でアニメを見るの離脱する人もいるかもしれませんから、この変更はお見事。
漫画を読んでるファンにも楽しめる構成でした!!
1クールで、どこまで描かれるのか、楽しみです!!
まとめ:ネタバレせずにいきなり読むのがおすすめ!
この漫画は、考察がどうとかいうよりも、「世界観に身を委ねて」楽しむのが一番かなと思いました!
事件の名前が、ニンニンニン事件とか、宅配が「しのうびん(忍・・・)」とか、くノ一が乗ってる車のナンバーは9と1だとか、とにかく「語呂合わせ」「駄洒落」で、「あまり大真面目にみないでねっ!」・・・という、作者様からのメッセージのようにも感じるくらい、ふざけ倒してるのです・・・。
とにかく、「あまりみたことが無い絵」が楽しめて、あっと驚けると思います!
上質で緻密な絵に、古の武器と近代兵器が合わさった戦闘シーンはびっくりします(アニメはグロ表現が控えめになってます)。
「まったりとした海外ドラマ(人気作のスピンオフドラマ的な)」のようなノリの忍者たち、若いのに何か達観していて(悟りを開いてる?)面白いです。
ゆったりと物語が進みつつ、急展開したりするので、読んでていて「いつまた急展開来るのか?」とハラハラします!
ネタバレせずに漫画を読んだ方が楽しめると思うので、ぜひ読んでみてください!