「ミステリと言う勿れ」特別編ドラマの感想。
楽しみにしていた映画「ミステリと言う勿れ」。
映画公開前の9月9日に、特別編のドラマも放送されました!
感想は、原作ファンのカイミが書いてます。よろしくお願いします!
原作漫画「ミステリと言う勿れ」について
田村由美先生による、ミステリー漫画(※作者曰く、「主人公が喋りまくるだけです・・」とのことで、それがタイトルにも反映されているようです)。
2023年9月13日に13巻が出版され、現在月刊フラワーズにて連載中!
「ミステリと言う勿れ」の魅力:主人公の整(ととのう)くん
独自の推理スタイルが魅力的で、閉鎖空間で現場に主人公が向かわず解決する安楽椅子探偵(Armchair Detective)のような第1話が象徴的。
現場に行くこともありますが、基本的には主人公の凄まじい記憶力(毎回、よく見てるなーと感心する)と、細やかな洞察力、それらを総合的にまとめる推理が見事です。
そして、皆、大好きな、整くんの「1人語り」!
とにかく主人公が語る、語る、語る・・・・!!!!
普通は躊躇するようなことも、ストレートに言うものだから、観てるこちらは「ちょっと痛快」な気分。
そして、推理とは関係ないことまで語りまくるのも面白い。
登場人物たちからうざがられるのを、ニヤニヤしながら楽しむ漫画です(とても褒めている。)
「ミステリと言う勿れ」特別編のドラマについて
9月15日の映画公開に向けて、特別編のドラマが9月9日にテレビ放送されました!
特別編のドラマは、コミックスではどのあたり?
特別編のドラマは大まかに2部構成で、以前のテレビドラマ(2022年1月放送)の序盤のダイジェスト部分が前半。
ドラマ後半には嬉しい新作エピソードが追加されました!!
コミックス1巻のepisode1「容疑者は一人だけ」
前半は、2022年のドラマでも描かれた、コミックス1巻のepisode1「容疑者は一人だけ」の編集版が放送されました。
前半のあらすじは、整くんがある殺人事件の容疑者として誤認逮捕され、警察署の取調室で刑事数人から事情聴取を数日に渡って行ううちに、事件の事実が明らかになっていく・・・というお話。
ドラマ版に比べて色々なシーンをカットしてる為、最後、整(ととのう)くんが犯人に色々と批判的なことを言うのが強調されてしまい。
犯人が悪いのは間違いないのですが、観ているこちらが「もうあまり追い詰めないでぇー」と思うくらい、キツめな感じになってました。
2022年に放送されたドラマだと、もっとゆったりと物語が進むので、味わいがまた違って良いですよ。
コミックス11巻のepisode15「失われた時を重ねて」
そして特別編ドラマの後半。
コミックス11巻のepisode15「失われた時を重ねて」が描かれてました。
これは嬉しい!私の好きなエピソードです。
後半のあらすじは、同じ大学の相良レンくんが怪しいバイト(報酬1万円)を見つけたので、一緒に行こうと整くんに誘う所から始まります。
バイト募集のビラはこんな感じ。
1日だけのバイト求む!
- 日本語の読み書きができる方
- ひらめきのある方
- 集中して考えるのが得意な方
- まじめで騒がしくない方
※当日、記録のため撮影が入ります(外部には出しません)
日当1万円〜
ミステリと言う勿れ コミックス11巻より
・・・何をするかも書いてない、「怪しすぎる」チラシ。
整くんは最初は反対するも、レンくんの説得に押し切られ、バイトの場所に行くことに。
バイトの場所は、旧箱館区公会堂そっくりな建物の学校で、「あるお題」が出されたのでした・・・何の目的で集められたのかが、明らかになっていく・・・というお話。
これは私が好きなエピソードで、特別ドラマが放送されるのは知っていて、事前情報調べずに見始めたので、嬉しいサプライズとなりました。
ゲーム感覚の謎解きは、観ていて面白いです。
事実が明らかになっていく様が、ドラマで面白さが増しているような感じがしました!!
漫画読んでなくて、ドラマ派の方にあまりネタバレしないように感想書くと、このエピソードは、殺人事件など、死人・・・物騒なもの・・・等は出ないです。
ですので、全方位にお勧めできる後味の良いお話。
心があったかく、爽やかな気持ちになれます。
特別編ドラマどこで観れる?(2023年9月17日調べ)
TVerで令和5年9月23日まで無料配信中です!
FODでも会員登録にて、有料配信で観れますよ。
映画を観に行く前に、ぜひチェックしてみてください!