映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」感想!「すごいこと」をやさしく見せてくれる傑作SF

画像出典:公式サイト(© Amazon MGM Studios)

感想は、漫画や映画でSFの美味しいとこだけ楽しんでる、SF泥棒のカイミが書いてます。よろしくお願いします。

映画めちゃ面白かったなー。SFファンのおいらも大満足でした!
この映画はこんな人におすすめ!
- 心温まるファースト・コンタクト作品が好きな人
- 閉鎖空間でのサバイバルや心理描写が好きな人
- 「すごい設定」をちゃんと“わかる形”で見せてくれるSFが観たい人
- SF初心者でも楽しめるけど、ハードSF的な面白さも味わいたい人

私でも知ってるくらい、小説もヒットしましたよね。(未読です、すみません・・・)

おいらは読もうと思ってて電子書籍買ったんだけど、映画みてからよもうと思ってまだ未読。楽しみー。
ネタバレなし感想
ファースト・コンタクトものとして完成度が高い
この映画のすごいところは、
「宇宙規模の危機という困難の解決方法」・・・という、とんでもなくスケールの大きい、イメージしにい(人によってはそんなアホなと思ってしまうような)ことを、「わかりやすい見せ方で、テンポよく・かつ物語の世界にぐいぐい引き込まれるように見せてくれる」ところです。
宇宙規模の危機、未知の科学、孤独なミッション。
スケールが大きすぎて、普通なら置いていかれそうな設定。
だけど、宇宙船内で記憶を失った主人公と一緒に「少しずつ理解していく」構造になっているので、気づけばちゃんとついていけてる。
しかも、それがただの“説明”じゃなくて、ちゃんとドラマとして機能しているのがうまい。
そして個人的に一番良かったのは、この作品が「ファースト・コンタクトもの」としても非常に完成度が高いこと。

ロッキー❤️

かわいい!
異なる存在同士が、どうやって理解し合うのか。
言葉が通じないので、どうやってコミュニケーションをとったのか。
その過程が、とても丁寧で、そしてあたたかい。
SFとしての面白さと、人間ドラマのバランスがとても良い作品でした!

E.T.は子供と異星人だったけど、今回は大人同士の異星人なので、違った面白さがありました。
⚠️ここからネタバレあり!⚠️
ロッキーの存在
ここからはネタバレありで書きます。
やっぱり、この映画は“ロッキー”の存在がすべてだと思います。
最初は「異質な存在」として出てくるのに、
言葉を共有し、ルールを理解し、少しずつ距離が縮まっていく。
この過程がとにかく丁寧で良かった

ロッキーが送ってきたオブジェが美しくて感動!言語が通じないなら、この方法があったか!感心しました
気づいたら「異星人」ではなく「相棒」になっている。
原作小説では、主人公の船内までミラーボール状に転がり込む描写は無いと聞いてますが(違ってたらごめんなさい)
もう、私はロッキーがこのイメージになってしまうくらい、動きが可愛くて、でも発言はシニカルだったりして面白いです。SWのR2-D2みたいな魅力的なキャラクターです。
R2-D2よりは、グッズ化しにくそうですが・・・。ロッキーは、映像で見るのが一番ですね。

“対等”なバディがすごく良い
主人公とロッキーの関係、どちらかが一方的に助けるのではなく、ちゃんと“対等”なバディのがすごく良い。お互いを補い合い、助け合っている。
ロッキーは主人公の生きる環境化では長い時間過ごすことはできず。⚫️んでしまう危険があるのだけど、主人公の危機に、ついに主人公に寄り添い救命装置に入れる手助けをして、瀕⚫️の状態に。真っ黒になってしまったロッキーを見て、私は、あ・・・⚫️んじゃうの!?とハラハラ(涙目)。
救命装置で目覚めた主人公は、動かなくなったロッキーを見て、急いで彼の環境化に戻してあげて、見守り続けます。ついに目覚めたロッキーに寄り添う主人公には涙が・・・。
心が通じ合ってるのだな・・・と感動しました。ロッキー達には「ハグ」という文化は無さそうなのですが(笑)、人間に合わせて寄り添ってくれてたのが面白かったです。

よかった・・・生きてた・・・(私も涙目)
ラストに向けての展開について
ラストに向けての展開も、単なる自己犠牲ではいと思います。
主人公は無理やり宇宙へ連れて行かれたのだし、地球には待ってる人もおらず、相棒のロッキーの方に行くのが自然かなと思いました!
宇宙規模の危機をロッキーと主人公で解決方法を見つけ、それぞれの星へ帰還しようと別れた後・・・。主人公は、ロッキーがこのままでは星へ帰る前に⚫️んでしまうことがわかります。
ロッキーを助けるために、地球には解決方法を載せた宇宙船だけ飛ばし、主人公はロッキーの元へ飛んでいきます。
結果、地球もなんとか危機を回避できたかと思われる映像が出て、主人公はロッキーと楽しく過ごしている様子も見られ、思ったよりもハッピーエンドで見やすかったです。
・・・細かいところを見れば、色々と地球環境の変化などもあったでしょうが、ひとまず全人類がいなくなってしまう、という危機は回避できてるような見せ方をしてくれたので、後味が良かったです。
ハードSFの設定の上に、ここまでしっかりした“友情”を乗せてくるのは本当にすごいと思います。

SFファンからすると、ゴリゴリにハードSFではなく、ちょっと設定としてはあえてふわっとさせてる感じがあるけど、面白いからいいの。映画、最高でした。
まとめ!
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は、
- ハードSFとしての面白さ
- 初心者でも理解できる構成
- 異星人との友情が心に残る
この3つが揃った傑作映画でした!

「SFって難しそう」と思っている人にこそ、まず観てほしい一本!

家族や友達をSF沼にはめる、最初の作品としてもおすすめ!









